特殊清掃の臭いは完全に消せる?
原因と消臭・脱臭方法を解説

孤独死などが発生したお部屋では、通常の清掃では取り除くことが難しい強い臭いが残ることがあります。ご家族や物件の管理をされている方から、「特殊清掃をすれば臭いは消える?」「消臭剤を使っても臭いが取れない」「床や壁に臭いが染み込んでいる気がする」「部屋の外まで臭いが漏れている」といったご相談をいただくことがあります。

特殊清掃における臭い対策で重要なのは、芳香剤などで臭いをごまかすのではなく、臭いが発生している原因を特定し、適切に処理することです。この記事では、特殊清掃が必要な現場で臭いが残る原因や、消臭・脱臭作業について解説します。

なぜ孤独死現場では強い臭いが残るのか

孤独死現場では、発見までの期間や室内環境などによって強い臭いが発生することがあります。さらに厄介なのが、臭いが室内のさまざまな場所へ広がる可能性があることです。例えば、

  • フローリング
  • 壁紙
  • 家具
  • 衣類
  • カーテン
  • 寝具

などに臭いが付着することがあります。そのため、窓を開けて換気したり、市販の消臭剤を使用したりするだけでは十分に改善しないケースがあります。

特殊清掃をすれば臭いは完全に消える?

現場の状況によって異なります。比較的軽度であれば、汚染箇所の処理や清掃・消臭などによって改善できることがあります。一方、汚染が床材の内部などまで達している場合は、表面を清掃するだけでは臭いの原因そのものが残ってしまう可能性があります。このようなケースでは、汚染状況を確認したうえで、必要に応じて床材などを撤去することもあります。

つまり、「強力な消臭剤を使えば解決する」という単純なものではありません。臭いの原因がどこにあるのかを確認し、それに合わせて作業内容を判断することが重要です。

特殊清掃で行う臭い対策

現場によって作業内容は異なりますが、臭いへの対応では複数の工程を組み合わせることがあります。

1.臭い・汚染の原因を確認する

最初に重要なのが現場確認です。どこが汚染されているのか、どの程度広がっているのかなどを確認します。原因を十分に確認しないまま消臭だけを行っても、再び臭いを感じる可能性があります。

2.汚染物を適切に処理する

臭いの原因となっている汚染物などが残っている場合は、状況に応じて適切に処理します。特殊清掃では、単に「部屋をきれいに見せる」ことだけが目的ではありません。臭いを発生させている原因への処置が重要です。

3.室内の清掃・除菌

汚染箇所を中心に、現場の状況に応じて清掃・除菌を行います。孤独死現場などでは通常の住居清掃とは状況が異なるため、現場に合わせた対応が必要になります。

4.必要に応じて床材などを撤去する

フローリングや畳などに汚染が染み込んでいる場合、表面の清掃だけでは十分に対応できないことがあります。その場合は、状況を確認したうえで床材などの撤去を検討します。株式会社TAMAでは、特殊清掃だけでなく、必要に応じて家財撤去や床材撤去まで対応しています。

5.消臭・脱臭作業

臭いの原因に対する処置を行ったうえで、現場に応じた消臭・脱臭作業を行います。重要なのは順番です。原因への処置→清掃→必要な撤去→消臭・脱臭というように、臭いの原因をできる限り取り除いたうえで作業を進めることが重要になります。

市販の消臭剤だけでは臭いが取れない理由

孤独死現場の臭いに対して、市販の消臭スプレーや芳香剤を使用される方もいます。しかし、臭いの原因が床材などに残っている場合、表面的な消臭だけでは十分に改善できないことがあります。一時的に臭いを感じにくくなっても、時間が経過すると再び臭いが気になる可能性があります。

そのため、臭いを別の香りで隠すことと、臭いの原因そのものへ対処することは分けて考える必要があります。

床まで臭いが染み込んでいる場合はどうする?

孤独死現場では、状況によって体液などが床材に染み込んでしまうことがあります。さらに状態によっては、フローリングなどの表面だけではなく、その下まで影響している場合があります。こうした現場では、清掃だけでは対応が難しく、床材の撤去が必要になるケースがあります。

株式会社TAMAでも実際に、家財撤去後に床材を撤去した特殊清掃現場があります。詳しくは【施工事例】岡崎市の孤独死現場で特殊清掃|家財撤去・床材撤去まで対応をご覧ください。

臭いがある部屋に自分で入っても大丈夫?

孤独死が発生した室内については、無理にご自身で清掃を始めるのではなく、必要な確認が完了した後に専門業者へ相談することをおすすめします。特に「室内に強い臭いがある」「体液などによる汚染がある」「害虫が発生している」「どこまで汚染されているか分からない」といった場合は、専門業者へ現場状況を伝えてください。詳しくは「孤独死が発生したらまず何をする?発見後の対応と特殊清掃までの流れ」もご覧ください。

特殊清掃の臭い対策にはいくらかかる?

臭いの程度だけで料金が決まるわけではありません。特殊清掃の費用は、汚染範囲・家財量・必要な清掃内容・床材撤去の有無・消臭作業などによって変わります。そのため、電話だけで正確な金額を判断することが難しい現場もあります。株式会社TAMAでは、現場の状況を確認したうえで必要な作業をご提案します。詳しくは「名古屋の特殊清掃はいくらかかる?費用相場・作業内容・業者選びを解説」をご覧ください。

名古屋・愛知県で特殊清掃をご検討の方へ

株式会社TAMAでは、名古屋市を中心に愛知県内の特殊清掃についてご相談いただけます。特殊清掃だけでなく、遺品整理・家財整理・家財撤去・必要に応じた床材撤去・消臭・脱臭など、現場の状態に合わせた対応をご提案します。孤独死現場は、一つとして同じ状態ではありません。「臭いがかなり強い」「どこまで清掃すればいいか分からない」「家財もまとめて撤去してほしい」といった場合も、まずは現場の状況をご相談ください。

よくある質問

特殊清掃をすれば臭いは必ず消えますか?

臭いの程度や汚染範囲、建材への染み込みなどによって状況が異なります。現場を確認し、臭いの原因に合わせた作業をご提案します。

消臭だけ依頼することはできますか?

まずは臭いの原因や現場状況の確認が重要です。原因が残っている場合は、消臭作業だけでは十分な改善につながらないことがあります。

床に臭いが染み込んでいても対応できますか?

現場を確認し、必要に応じて床材撤去を含めた対応をご提案します。

遺品や家具が残った状態でも相談できますか?

はい。特殊清掃だけでなく、遺品整理や家財整理についてもまとめてご相談いただけます。

名古屋市以外でも相談できますか?

名古屋市を中心に愛知県内のご相談にも対応しています。詳しい対応地域についてはお問い合わせください。

まとめ|特殊清掃の臭い対策は「原因への処置」が重要

孤独死などが発生した現場の臭いは、単純に消臭剤を使用するだけでは十分に改善できない場合があります。特に床材などへ汚染が染み込んでいる場合には、臭いの原因を確認し、清掃・撤去・消臭など必要な作業を組み合わせることが重要です。

株式会社TAMAでは、特殊清掃から遺品整理・家財撤去、必要に応じた床材撤去までご相談いただけます。名古屋・愛知県で特殊清掃や孤独死現場の臭いについてお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

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